2024年4月1日月曜日

すみれ

 娘が保育園ですみれ組になったので、「すみれ」を作りました。

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2024年3月20日水曜日

Garmin fēnix 7 Pro Sapphire Dual PowerとGarmin Forerunner 955のGPS精度比較

今回はGarmin fēnix 7 Pro Sapphire Dual Power(以下fēnix 7 Pro)とGarmin Forerunner 955(955)の比較です。fēnix 7 Proはフラッシュライト機能が付いていて、夜や明け方の暗がりを走るときにも明るく照らしてくれて安全に走れるので手に入れました。実際に使ってみるとなかなかの明るさです。fēnix 7 Proも955と同様にマルチバンド対応(L1信号・L5信号)で、ビルの谷間や林間部でGPS精度が向上するといわれています。

fēnix 7 Proを手に入れてから10コースを比較のために走ってみました。結果を最初に言うと、GPSの精度は955よりもfēnix 7 Proの方が若干良さそうです。計測距離は955よりもfēnix 7 Proの方がほぼ同等か若干長いですし、走った所をより正確にトレースできていそうです。955は折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録する癖があるようですが、fēnix 7 Proはこれらが若干良くなっていそうですfēnix 7 Proは筐体が金属なのでGPS電波の受信特性が良くなっているのかもしれません。

 10コースの走行結果を表にまとめると以下の通りです。計測時はfēnix 7 Pro955は両方とも左腕につけて走りました。左腕右腕の差による距離の差はありません。停まっているときに同じスタート・ゴールの場所で計測開始・終了を押しています。また、レコーディングレートは毎秒で、マルチバンド対応L1信号・L5信号)設定です。ほぼ同等の計測条件です。

この表からわかる傾向は、まずfēnix 7 Proの計測距離の方が955よりも全てのケースで同じか長くなっています。ほぼ直線のコースだと1kmあたりの差は04 mで、周回コースも02 m、折り返しや曲がりが多いお絵描きコースだと06 mズレてしまうようです。

fēnix 7 Pro955GPSの軌跡を地図に重ねて比べてみると、どちらもGPSの軌跡の重なり具合が良いようですし、実際に走ったようにトレースできているようです。ただ、955は折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録する癖があるようです。例えば以下の辰 in 浜松コースの軌跡の結果では、左が955の軌跡で、右がfēnix 7 Proの軌跡ですが、微妙な違いですが、955の方が折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録している傾向があるのが分かります。例えば辰の目の大きさがfēnix 7 Proの方が若干大きいです。

この結果ではfēnix 7 ProGPS精度は955とほぼ同等か、ちょっと良くなっているのではないかなと言う感じです。筐体が金属になのでGPS電波の受信特性が良くなったのでしょうか。ビル街や林間コースなど空が見えにくい所でどのような結果になるか試してみたいですね。fēnix 7 Proを購入した理由はフラッシュライトで夜間も安全に走れることでしたが、GPSの精度が良いようなのでお絵描きに適していそうというのは予想外のメリットでした。955と比較してfēnix 7 Proのメリット・デメリットは以下です。

メリット

- バッテリーが大容量で持ちが良い(ただし、フラッシュライトはバッテリーの電力をかなり食うので、夜間に長い時間走る場合は懐中電灯など別の物を使う方が良いでしょう。)

- ソーラー充電対応なので、更にバッテリーの持ちが良い(ただし、太陽に向けてしっかり光を当てることはほとんどないのでちょっと良い程度。)

- GPSの精度が良い

- 金属筐体なので見た目が高級に見える

デメリット

- 金属筐体なので重い

fēnix 7シリーズにはfēnix 7 Proよりも大きいfēnix 7X Proがあります。筐体がより大きいので中に入っているGPSアンテナが大きくなっていることが予想され、GPS電波の受信感度もより良いのではないかと思います。試してみたいところですが、fēnix 7X Proは大きすぎていろいろとぶつけそうで邪魔なので購入は見送っています。

この結果は個体差の可能性もあるので、常にfēnix 7 Proの方が955よりもGPSの精度は良いということは言えません。この結果が統計的に普遍性があるかは、少なくともそれぞれ30台ぐらいのデータを集めないとハッキリとは言えません。

 


2024年3月2日土曜日

辰 in 浜松

 浜松に出張に行ったので、今年の干支の「辰」を作りました。

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2023年8月13日日曜日

サブスリー300回達成

 サブスリー300回を達成したので、278回目から300回目までのリストを上げておきます。(277回目までのリストはこちらサブスリー回数の世界記録は277回だそうなので、世界歴代1位だと思います。初めてサブスリーを出した2011年11月から11年9カ月でここまで来ました。

300回の間に色々とありました。3日連続サブスリーしたり、2日連続でフルマラソン走って2日目で自己ベスト出したり、4顔マラソン走ったり、川の道やさくら道を走ったり、ワールドマラソンメジャーズ6大大会制覇したり、チャレンジ2020に協力したり、子ども産まれて月間走行距離が半分ぐらいになったり、46週連続サブスリー、1年間でサブスリー54回したり、2人目の子ども産まれて更に走る時間を取りにくくなったり。


人類がフルマラソンを走ることに関してサブスリーで何回走れるのかの限界を追及して、先人の出した記録を越えて、前人未到の領域へ進んでいます。ここはまだ旅の途中。
走りすぎると膝を痛めるとかよく言われていますが、間違った俗説ですね。栄養とか休息とか走り方とか何かが間違っているから痛めるのでしょう。



2023年4月1日土曜日

ゆり

長女が保育園でゆり組に進級したので「ゆり」コースを作りました。

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2022年12月26日月曜日

サブスリー277回達成

サブスリー277回を達成したので、277回目までのリストを上げておきます。サブスリー回数の世界記録は277回だそうなので、世界歴代1位に並んだと思います。初めてサブスリーを出した2011年11月から11年1カ月でここまで来ました。

150回目と151回目の間に3つ番号を付けていない結果がありますが、これは緊急事態宣言の影響でこの期間はカウントしないことになっているので、回数の記録に含めていません。世界中でフルマラソンの完走回数をカウントして競っている団体などがあるのですが、緊急事態宣言のような時に走ってもカウントしないというコンセンサスになっております(私が走ったエリアの場合は2020年4月20日から2020年5月25日まで)。ゆえにこの3回は回数記録に含めていません。

277回の間に色々とありました。3日連続サブスリーしたり、2日連続でフルマラソン走って2日目で自己ベスト出したり、4顔マラソン走ったり、川の道やさくら道を走ったり、ワールドマラソンメジャーズ6大大会制覇したり、チャレンジ2020に協力したり、子ども産まれて月間走行距離が半分ぐらいになったり、46週連続サブスリー、1年間でサブスリー54回したり、2人目の子ども産まれて更に走る時間を取りにくくなったり。

人類がフルマラソンを走ることに関してサブスリーで何回走れるのかの限界を追及して、ようやく先人の出した記録に並び、前人未到の領域へ進むことができそうです。そう、277回はゴールではなく、まだまだ続く旅の途中なのです。
走りすぎると膝を痛めるとかよく言われていますが、間違った俗説ですね。栄養とか休息とか走り方とか何かが間違っているから痛めるのでしょう。







2022年8月31日水曜日

2022年7月24日日曜日

Garmin Forerunner 955とGarmin Foreathlete 910XTJのGPS精度比較

 今回はGarmin Foreathlete 910(以下910)とGarmin Forerunner 955(955)の比較です。GPS精度の良いGPSウォッチを求めていろいろと探してきましたが、待っていた955がようやく発売されたので手に入れました。マルチバンド対応(L1信号・L5信号)で、ビルの谷間や林間部でGPS精度が向上するといわれています。


955を手に入れてから10コースを比較のために走ってみました。結果を最初に言うと、GPSの精度は955よりも910の方が良さそうです。計測距離は955よりも910の方が正しそうですし、走った所をより正確にトレースできていそうです。955はこれまで比較してきた機種と比べると910に近いですが、折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録する癖があるようです。

10コースの走行結果を表にまとめると以下の通りです。計測時は910と955は両方とも左腕につけて走りました。左腕右腕の差による距離の差はありません。停まっているときに同じスタート・ゴールの場所で計測開始・終了を押しています。また、レコーディングレートは毎秒です。ほぼ同等の計測条件です。違うのは955をマルチバンド対応(L1信号・L5信号)設定にしてあるだけです


この表からわかる傾向は、まず910の計測距離の方が955よりもほとんどのケースで長くなっています(常磐道沿いだけは長さが同じなので、これだけは例外です)。ほぼ直線のコースだと1kmあたりの差は1~3 mで、周回コースになると0~21 m、折り返しや曲がりが多いお絵描きコースだと2~6 mズレてしまうようです。Mapでの計測距離と比較すると910の方が良さそうです。

910と955GPSの軌跡を地図に重ねて比べてみると、どちらもGPSの軌跡の重なり具合が良いようですし、実際に走ったようにトレースできているようです。ただ、955は折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録する癖があるようです。例えば以下のタツノオトシゴコースの軌跡の結果では、左が910の軌跡で、右が955の軌跡ですが、微妙な違いですが、折り返しの位置がちょっと短かったり、カーブをちょっとショートカットして記録している傾向があるのが分かります。


この結果では955のGPS精度は910に近いものの、ちょっと劣っているかなと言う感じです。910は10年近く前に発売された物ですが、GPS精度に関しては非常に完成度が高かったようです。その後はデザインをスタイリッシュにしたり、光学式心拍計などを組み込んだりして、GPS精度が犠牲になっているのではないかと思います。ただ、955の良い所としては以下の点があります。

  • GPSの電波捕捉が速く、空の見える開けた場所だとだいたい数秒から十数秒ぐらいで捕捉完了になる。同じ条件で9102-3分ぐらいかかる。
  • 歩数・ピッチ・歩幅・心拍数・ボディーバッテリー・暑熱順化などのデータが取れる。

910の難点はGPSロストがたまに発生するところですね。ビル街や林間コースなど空が見えにくい所を走っていたり、特に問題ないような所を走っていてもごく稀にGPSの軌跡がどこかへ飛んで行ったり、ロストしたりします。955は買ってから今日までの3週間ちょっとはロストしたことはありません。マルチバンド対応のおかげで複数の周波数でGPS電波を受信するのでロストしにくいのでしょう。910がかなり痛んできているので、精度が比較的高く、ロストしにくい955が今後の相棒になりそうです。

この結果は個体差の可能性もあるので、常に910の方が955よりもGPSの精度は良いということは言えません。この結果が統計的に普遍性があるかは、少なくともそれぞれ30台ぐらいのデータを集めないとハッキリとは言えません。

2022年7月2日土曜日

Garmin Legacy Hero Series: First AvengerとGarmin Foreathlete 910XTJのGPS精度比較

今回はGarmin Foreathlete 910(以下910)とGarmin Legacy Hero Series: First Avenger(Avenger)の比較です。GPS精度の良いGPSウォッチを求めていろいろと探していますがちょっと寄り道です。Avengerをオークションで安く落札できてしまったので。Avengerは映画などで有名なMarvelのAvengersとコラボしたスペシャルエディションスマートウォッチです。ランニングや筋トレなどで使って条件を満たすことで、これでしか貰えないバッジが貰えます。


Avengerを手に入れてから11コースを比較のために走ってみました。結果を最初に言うと、GPSの精度はAvengerよりも910の方が良さそうです。計測距離はAvengerよりも910の方が正しそうですし、走った所をより正確にトレースできていそうです。

11コースの走行結果を表にまとめると以下の通りです。計測時は910とAvengerは両方とも左腕につけて走りました。左腕右腕の差による距離の差はありません。停まっているときに同じスタート・ゴールの場所で計測開始・終了を押しています。また、レコーディングレートは毎秒です。ほぼ同等の計測条件です。

この表からわかる傾向は、まず910の計測距離の方がAvengerよりもほとんどのケースで長くなっています(どんぐり公園だけは長さが同じなので、これだけは例外です)。ほぼ直線のコースだと1kmあたりの差は1~2 mで、周回コースになると0~14 m、折り返しや曲がりが多いお絵描きコースだと6~16 mズレてしまうようです。

Mapでの計測距離と比較すると910の方が良さそうです。

910とAvengerGPSの軌跡を地図に重ねて比べてみると、910の方がGPSの軌跡の重なり具合が良いようですし、実際に走ったようにトレースできているようです。例えば以下の3種類の周回コースの軌跡の結果では、左の3つがAvengerの軌跡で、右の3つが910の軌跡ですが、910の方が軌跡の重なりぐらいが良いですし、Avengerはスタート地点とゴール地点が910よりもズレています。

この結果ではAvengerのGPS精度は良くなさそうです。910は10年近く前に発売された物ですが、GPS精度に関しては非常に完成度が高かったようです。その後はデザインをスタイリッシュにしたり、光学式心拍計などを組み込んだりして、GPS精度が犠牲になっているのではないかと思います。ただ、Avengerの良い所としては以下の点があります。

  • GPSの電波捕捉が速く、空の見える開けた場所だとだいたい数秒から十数秒ぐらいで捕捉完了になる。同じ条件で9102-3分ぐらいかかる。
  • 歩数・ピッチ・歩幅・心拍数などのデータが取れる。
  • 見た目はAvengerコラボ仕様なので、910や920や935よりもおしゃれ。

この結果は個体差の可能性もあるので、常に910の方がAvengerよりもGPSの精度は良いということは言えません。この結果が統計的に普遍性があるかは、少なくともそれぞれ30台ぐらいのデータを集めないとハッキリとは言えません。

2022年6月19日日曜日

サブスリー251回達成

 サブスリー251回を達成したので、251回目までのリストを上げておきます。

150回目と151回目の間に3つ番号を付けていない結果がありますが、これは緊急事態宣言の影響でこの期間はカウントしないことになっているので、回数の記録に含めていません。世界中でフルマラソンの完走回数をカウントして競っている団体などがあるのですが、緊急事態宣言のような時に走ってもカウントしないというコンセンサスになっております(私が走ったエリアの場合は2020年4月20日から2020年5月25日まで)。ゆえにこの3回は回数記録に含めません。

サブスリー回数の世界記録は277回で、その前の世界記録が212回なので、世界歴代2位だと思います。あと世界記録まで26回です。

251回の間に色々とありました。3日連続サブスリーしたり、2日連続でフルマラソン走って2日目で自己ベスト出したり、4顔マラソン走ったり、川の道やさくら道を走ったり、ワールドマラソンメジャーズ6大大会制覇したり、チャレンジ2020に協力したり、子ども産まれて月間走行距離が半分ぐらいになったり、46週連続サブスリー、1年間でサブスリー54回したり、2人目の子ども産まれて更に走る時間を取りにくくなったり。






2022年5月5日木曜日

Garmin Foreathlete 920XTJ とGarmin Foreathlete 910XTJのGPS精度比較

GPS精度の良いGPSウォッチを探して、近々発売されると予想されているGarmin Foreathlete 955を待っているのですがなかなか発売されないので、Garmin Foreathlete 920XTJ(以下920)を手に入れました。Garmin Foreathlete 910XTJ(以下910)とGarmin Foreathlete 935(以下935)の間の世代のGPSウオッチです。

中央が920、左が910、右が935。

920を手に入れてから10コースを比較のために走ってみました。結果を最初に言うと、GPSの精度は920よりも910の方が良さそうです。計測距離は920よりも910の方が正しそうですし、走った所をより正確にトレースできていそうです。

10コースの走行結果を表にまとめると以下の通りです。計測時は910と920は両方とも左腕につけて走りました。左腕右腕の差による距離の差はありません。停まっているときに同じスタート・ゴールの場所で計測開始・終了を押しています。また、レコーディングレートは毎秒です。ほぼ同等の計測条件です。

この表からわかる傾向は、まず910の計測距離の方が920よりも全てのケースで長くなっています。ほぼ直線のコースだと1kmあたりの差は約2~4 mで、周回コースになると約2~30 m、折り返しや曲がりが多いお絵描きコースだと約9~24 mズレてしまうようです。

Mapでの計測距離と比較すると、Map距離に910の方が近いものが多いので、910が優勢と言った感じです。実際のランニングでは人や車や凸凹などを避けてまっすぐ走っていなかったり、折り返しやカーブでは膨んだりしているので、Mapでの計測距離よりも若干長く走っているはずです。これを考慮するとほぼ直線や周回コースでも実際に走った距離は910の方が近いのではないかと思います。

910と920GPSの軌跡を地図に重ねて比べてみると、910の方がGPSの軌跡の重なり具合が良いようですし、実際に走ったようにトレースできているようです。例えば以下のタツノオトシゴコースの軌跡の結果では、左が910の軌跡で、右が920の軌跡ですが、910の方が比較的軌跡の重なりぐらいが良いですし、折り返しの場所が少しだけ遠くに記録されています。

この結果では920には910ほどの精度は無さそうです。920は935よりもGPS精度は若干良いようですが、910には敵わないようです。910は10年近く前に発売された物ですが、GPS精度に関しては非常に完成度が高かったようです。その後は本体が小さく薄くなったり、デザインをスタイリッシュにしたり、光学式心拍計などを組み込んだりして、GPS精度が犠牲になっているのではないかと思います。ただ、920の良い所としては以下の点があります。

  • GPSの電波捕捉が非常に速く、空の見える開けた場所だとだいたい10秒以内ぐらいで捕捉完了になる。同じ条件で9102-3分ぐらい、935は1分ぐらいかかる。
  • 歩数・ピッチ・歩幅などのデータが取れる。
  • 見た目は青がアクセントとして使われているので、910よりもおしゃれ。

この結果は個体差の可能性もあるので、常に910の方が920よりもGPSの精度は良いということは言えません。この結果が統計的に普遍性があるかは、少なくともそれぞれ30台ぐらいのデータを集めないとハッキリとは言えません。