2019年1月6日日曜日

完走回数カウント方法のルール

GPSアートだけでなく、筆者が走った過去のマラソンでの顕著な結果も投稿していきますが、フルマラソン・ウルトラマラソンの完走回数のカウント方法のルールをここでは説明します。

筆者が出た大会は、一部のみが陸連公認大会で、ほとんどは非公認大会です。陸連公認大会のみで成し遂げた記録ではなく、非公認大会も含めた記録です。公認の記録での日本記録と思った方には勘違いをさせてしまい申し訳なく思っていることを最初にお詫びします。
非公認大会を含めたフル・ウルトラマラソンの数え方はルールが決めてあり以下の通りです。大会開催と認定できる条件は、フル百回楽走会のルールを参考に、筆者は以下の3条件としています。
1. 大会・イベントの開催が公に告知されていること。
2. 他に2人以上の参加者、ないしは証人がいること。居ない場合、第三者が検証可能な証拠があること。
3. 距離は何らかの方法で計測されており、その方法で42.195kmであること。
これらの条件は基本的に、不正が無く、証拠があり、証人がおり、ほぼフルマラソンの距離を走った・歩いた、ということを保証するためです。

1.の条件はランニングクラブや会社など内輪で開催された大会ではなく、赤の他人でも参加できたり、見に来れる開かれた大会であることです。不正が無いかどうかや、大会が開催されているのか疑う人が、現場に来て開催されているかを確認できるようにするためでもあります。

2.の条件はフル百回楽走会とは異なります。フル百回楽走会では、スタート時点で他に2人以上の参加者が居ることのみです。実際に走って・歩いて完踏していることの証明のためです。GPS時計やスマホアプリを使って、走った経路・距離・時間を記録していたとしても、自転車やオートバイや自動車で走ったのと区別がつかず、足で完踏したことの証明になりません。そのため、実際に走っているか歩いて完踏しており、自転車などは使っていないという証拠・証人が必要です。そのため、フル百回楽走会では3人以上の参加者が必要としています。また、フル百回楽走会の理由には、公認大会の成立要件に3人以上の参加者が必要であるという理由もある様です。
しかし、筆者はこの条件は緩和しても良いのではないかと考えています。参加者が3人いたとしても、途中で自転車などを使ってワープしなかった事の証拠にはならないからです。これよりも、別所沼のChallenge 2020方式のように、1人で走っていても記録係がスタート地点で毎周チェックしており、もう一人のカメラマンがコースを逆走しながら写真を撮っている方が、途中でワープしなかった事の証拠として優れていると筆者は考えています。第三者が検証可能な証拠が十分そろっています。したがって、筆者のカウント方法のルールは、他に2人以上の参加者がいること、ないしは証人がいること、居ない場合、第三者が検証可能な証拠が十分あること、としています。
このように条件を緩和することで、将来的に技術が発展した時に、1人だけで走ったとしてもフルマラソン完走したと認めて良いようになるのではと思っています。例えば、ドローンがずっと追尾して、5分ごとに写真を撮ったり、すべてストリーミングでネット中継していたり、すべて録画していたりして、客観的証拠が残り、ワープせずに走り切ったことを第三者に確認してもらえるようになるかも知れません。現状ではドローンのバッテリーの持ちは30分程度なのでこれを行うのは厳しいですが、将来的に可能になるかも知れません。また、現状でも、周回コース周辺に複数のカメラを設置し、走っている間中、すべてストリーミングでネット中継していたり、すべて録画していたりして、客観的証拠を残すことも可能です。スタート時点で3人以上の参加者がいる必要はないと筆者は考えています。

3.の距離は、陸連方式で計測されて正確であるのが最も良いですが、世の中には距離が短いと疑われる大会があるのは事実です。しかし、これは主催者側の責任で、参加者には責任がありません。そもそも距離が短かったとしても、参加者のその日の移動距離は優に42.195kmを上回っているはずです。なぜなら、自宅・宿泊先からスタートラインまでや、ゴールラインから自宅・宿泊先まで、足で移動する部分が必ずあります。軽く1kmぐらい、だいたいは少なくとも2kmは移動しているはずです。VIP待遇でスタートラインまで車などで送ってもらい、ゴールしたらすぐに車でピックアップしてもらい、家まで送ってもらえるような人は市民ランナーでは皆無です。
フル百回楽走会ではフルマラソンの大会で距離が短い場合も1回と数えて良いことになっております。筆者もこれに同意です。
ただ、自己ベストがこのような距離の短い大会で出たとしても、それを自己ベストにしないことをお勧めします。距離が足りている大会、できれば陸連公認大会での記録の中で最も速いものを自己ベストとするのが良いでしょう。
また、あまりにも距離が短い大会は、フルマラソンの完走回数から除外した方が良いでしょう。どの程度距離が短い場合に除外するかは、各自の倫理観に基づいた判断にお任せですが。筆者の場合、距離が短そうな大会はゴールしてからも余分に走っていたりします。また、余分に走れなかった場合は、その日の自分自身の移動距離がトータルでフルマラソンの距離を超えていそうであればOKとしています。

ウルトラマラソンの数え方は、1大会あたり1回です。これはフル百回楽走会の数え方と同じです。例えば、100kmマラソンはフルマラソン2回分以上を走っていますが、1回としか数えません。ただし、ステージ制のレースでは1大会で1回ではなく、フルマラソンの距離を越えているステージの回数を数えています。

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